はじめに
ブングスキーコラムニスト、げんきさんの超人気ブログを見ていると「ブックストッパー」なるものがあることを知る。
http://genkiszk.com/bookstopper/
厚い本を見ながらノートに筆記したり、キーボード入力するときに使うらしい。
クリップのようなものに重さ119gのオモリがついていて、本の端を押さえることができるようになっている。
価格を調べると、アマゾンで864円。
ん?
何か、ひっかかる。
すでに重たい本を持ち歩いているのに、さらにオモリのついたものを持ち歩くのか?
余計重たくなるじゃん!
そもそも本が重いんだから、オモリのかわりに本の自重でページを押さえることができるのにな。
そうすれば、重たいオモリを持ち歩く必要はないんじゃないか。
ということで、今回は「本の自重でページを押さえるもの」を作ってみる。
工作のポイント
板に洗濯バサミをつけたら、できるんじゃないか。
急に思い立ち、夜中に試作してみる。
実際に作ってみると、小さい本では使えるが、大きな本では長さが足りずに使えない。
長い板を使うと、今度はカバンの中で邪魔になる。
伸縮できる長い板はないだろうか。。。
雑貨店を徘徊していると、ピッタリのものを見つける。
「折りたたみ定規」
コレならば、小さい本にも大きな本でも対応することができる。
今回使った材料
1)折りたたみ定規
本の重さを、広げる力に変えるのに使う。
今回は無印良品のものを使ったが、デザインフィル(MIDORI)からも出ているようだ。
洗濯バサミを接続しやすいよう、円を描く用の穴が開いているものが好ましい。
2)洗濯バサミ×2
本のページをつかむ部品として使う。
家にあるヤツを使ったが、外で使うものなのでできればスタイリッシュなものを準備したほうがよい。
3)ダブルリングマツバ×2
折りたたみ定規と洗濯バサミを連結するのに使う。
今回使った道具
1)棒ヤスリ
定規にあいた穴を広げるのに使う。
作り方
1)定規にあいた穴の拡張
チョウツガイのついていない先端の穴を、棒ヤスリで広げる。
2)ダブルリングマツバの取り付け
ダブルリングマツバを「ひばり結び」で定規に取り付ける。
「ひばり結び」とは、かつてケータイにストラップを取り付けていたときの結び方のことである。
3)洗濯バサミの取り付け
ダブルリングを洗濯バサミに通し、リングマツバに取り付ける。
完成。
使ってみる
辞書などの小さい本で試してみる。
本のページを開き、ページが少ないほうのページの端に洗濯バサミをとめて、本で定規を踏んづける。
うん、ちゃんと本の自重でページが開く。
次に、ムック本などの大きな本で試してみる。
うん、ちゃんとページが開く。
携帯するときは、折りたたんでコンパクトに。
そして、もちろん定規として使うこともできる。
まとめ
わたしレシピ。
。。。
洗濯バサミは英語で「ピンチ」というらしい。
本が開きっぱなしにできないような「本(ブック)」の「ピンチ」に使えるよう、これを「ブックピンチ」と名づけることにした。
。。。
ブックピンチは、本を開きっぱなしにすることを可能にした。
辞書などの本を読んで勉強することは、「未来」を開くことに他ならない。
つまり。。。
受験生の皆さま。
ブックピンチを使って、私とともに未来を切り開きませんか?
( ̄▽ ̄)T
<免責事項>
工作で事故が起きても、当方では責任を負えません。
あくまで自己責任で行ってください。