2015年11月1日更新

【自称工作師が考える「工作師という生き方(その2)」】

メーカーにとって工作師の存在は「敵」なのか、それとも「味方」なのか?
どうでもいいことを、コラム風に書き連ねる。

自称工作師

文具工作部隊「SKIP」隊長、日本茶色普及協会理事長、茶色好き(通称:チャイラー)。
「ないものは自分で作る」「作り方は自分で考える」をモットーに、不定期で「工作会議」を開催しワークショップを行っています。

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2.消費者が必要なものを調達する手段の多様化
 
親譲りの無鉄砲で、子供の時からソンばかりしている。
そして。。。
親譲りの工作師で、子供の時から工作ばかりしている。

 

私が工作師を名乗ってから、ユーザーの皆さまとは比較的良好な関係を維持できるのだが、メーカーの方にはたまに怒られる。
今回は、それがなぜなのかを考えてみる。
 
工作師という存在、メーカーにとっては「不要な存在」である。

メーカーの生命線である「作る」という行為をユーザー自ら行うことになれば、メーカーはその存在価値を失うからである。
かつて、マヨネーズを主力商品とするキユーピーが、「われわれの最大の競合は『家庭の主婦』である」と言った理由と同じである。
実際、あるメーカーの方に「工作師がやっていることは我々にとって脅威だ!」と言われたことがある。

果たして、本当にそうなのか。。。
 
私はこのように考える。
 
自分たちしか作ることができない圧倒的な価値をもつ商品を市場に投入できたなら、工作師の存在が脅威になることはないのではないか?
 
あるいは、ユーザーが工作することを受け入れて、工作という新たな市場に開拓し、その市場に新たな商品を投入するような変革を起こすことも可能なのではないか?

そもそも、たったひとりの工作師の存在は、そんな影響力はないのではないか?
 
。。。と。
 
かつてインターネットによる新聞記事の配信が始まったころ、新聞は将来なくなるかもしれないと、さかんに言われていたように記憶している。
しかし、部数は減らしたものの新聞という媒体は今でも残っている。
 
ユーザーにとってはインターネットという、情報を入手する「手段」が増えただけであり、情報を知るための選択肢が多様化しただけにすぎない。
したがって、旧来どおり紙媒体で情報を入手したいといった層は今後も一定数、残り続ける。
 
物販に目を向けてみよう。
 
一般的に消費者が必要なものを調達するとき、メーカーが作った商品を、消費者が対価を支払って購入している。
なぜなら、必要なものを調達するには「購入」という手段が一般的だからだ。
 
「工作」とは、消費者が必要なものを調達する手段のひとつである。
消費者にとっては、工作という調達手段が増えただけであり、調達するための選択肢が多様化しただけにすぎない。
したがって、手間を嫌ってメーカーから購入する層は今後も一定数、残り続ける。
 
調達手段が変わるということは、消費者意識が変化しているということである。
消費者意識の変化に追従できない企業が淘汰される運命にあることは、この社会に起きている幾多の事実がそれを証明している。
つまり、メーカーにとって今は変革のとき。
工作師の出現は、脅威(ピンチ)ではなく、チャンスなのだ。

。。。
どうでもいいことを、それらしくいろいろ書いてみたのだが。
言いたいことは、ようするに。

メーカーの皆さま。
工作師のやることに悪意はないので、怒らないで仲良くしていただきたい。
ということである。

。。。つづく
( ̄▽ ̄)T

 

 

 

 

 

 

 

 

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