2016年7月26日更新

【自称工作師がつくる「御朱印帳」】

+Labさんの「アコーディオンノート」を使って御朱印帳を作ってみました、というお話。

自称工作師

文具工作部隊「SKIP」隊長、日本茶色普及協会理事長、茶色好き(通称:チャイラー)。
「ないものは自分で作る」「作り方は自分で考える」をモットーに、不定期で「工作会議」を開催しワークショップを行っています。

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はじめに

 

 

巷では「御朱印集め」というものが、とくに旅好きの女子の間で流行っているらしい。
 
御朱印とは本来、参拝者が写経を納めた際に寺からいただく印である。
現在では納経しなくても、参拝のあかしとしていただくことができる。
御朱印をいただく帳面を「御朱印帳」といい、和綴じ式、蛇腹式のものがある。
 
女子の間で流行っているなら、「私がやらない理由」がない。
 
ちょうど手元に、蛇腹式のノート、+Labさん「アコーディオンノート」がある。
蛇腹という特性を生かしたノートで何かできないかを模索していた矢先、御朱印帳のことを知った。
そこで今回は、蛇腹式のアコーディオンノートを使った、蛇腹式の御朱印帳を作ってみることにする。
 
実は私、御朱印帳のことをよく知らないので、ネットで調べながら「見よう見まね」で作ってみる。

 

 
 
工作のポイント

 

 
アコーディオンノートは表紙の片方に本紙が糊付けされているのに対し、御朱印帳は表紙が分離している。
形状をどうやって変更するかが今回のポイント。

 

 
 
今回使った材料

 

 
1)+Labさん「アコーディオンノート」A5無地
 
アコーディオンノート
 
アコーディオンノートはA5サイズしかない。
7mm罫のものと無地のものがあるが、無地のものを採用。

アコーディオンノート
 
 
2)シール用紙
 
表紙をカバーするのに使う。
タック用の切込が入っていない、A4サイズのもの。
 
 
3)A5サイズにカットした段ボール2枚
 
表紙として使う。
カッターナイフであらかじめA5サイズにカットしておく。

段ボール
 
 
4)和紙
 
表紙に「御朱印帳」と記すのに使う。
和紙ハガキなどを裁断してもよい。

 

 
 
今回使った道具

 

 
1)カッターナイフ
 
段ボールやシール用紙をカットする、のに使う
 
 
2)両面テープ
 
何でもよい。
 
 
3)筆ペン
 
表書きを書くのに使う。
 
 
 
作り方

 
1)和柄シール作成
 
フリーのA4サイズの和柄をシール用紙に2枚印刷する。
インターネットでお好みのものを探すこと。
私は、このサイトのものを利用した。

和柄の印刷
 
 
2)シール用紙のカット
 
折り込んだとき重なりができないよう、4つの角をナナメにカットする。

切込み
 
 
3)表紙の作成
 
シールの台紙をはがし、まっすぐに段ボールをのせる。

シール用紙の貼り付け
 
次に4辺を折り込む。

4辺の折込
 
これを2枚作る。

表紙は2枚
 
 
4)アコーディオンノートの分解
 
アコーディオンノートを表紙、裏表紙+蛇腹用紙、背表紙にカッターで分解する。

アコーディオンノートの分解
 
 
5)中表紙の貼りつけ
 
アコーディオンノートは、片側の表紙だけに蛇腹用紙が貼ってある。

中表紙の貼り付け
 
両面テープで、もう片方も貼りつける。

中表紙の貼り付け
 
 
6)表紙の貼りつけ
 
アコーディオンノートと段ボールで作った表紙を、両面テープで貼りつける。

表紙の貼り付け1
表紙の貼り付け2
 
 
7)表書きの貼りつけ
 
和紙に筆ペンで書いた表書きを両面テープで貼りつける。
筆ペンで「御朱印帳」と書いた和紙を切って貼りつける。
 
完成。

完成
 
 


使ってみる

 
蛇腹なので落とすとドバーッと広がってしまうため、ダイソーのゴムひもで巻いておく。

ゴムひもで巻く
 
あらかじめ閉じる仕組みを考えていなかったことは、次回に向けた反省点。
 
「見よう見まね」で作ったので、御朱印帳は左右どちらから開くのかという基本的なことがわからない。
縦書きの国語の教科書が左開きなので、左から開く前提で表書きを貼ってみた。
(結果的に正しかった模様)
 
心書家の先生からいただいた、「工作師・忠」の心書を裏表紙に貼ってみる。

心書
 
。。。
何となく、「それらしいもの」ができた。
見よう見まねなので、これが実際に通用するものなのかわからない。
 
さっそく、羽田にある「穴守稲荷神社」へ。

神社へ
 
境内には、御朱印帳を持った女子がチラホラ。
女子の間で「御朱印集め」が流行っているという巷のウワサは、どうやら本当らしい。
それはすなわち、「私の進むべき道に誤りはないことが立証された」ことを意味する。
 
御朱印代300円を納めて、自作の御朱印帳を、恐る恐る社務所に提示する。
御朱印担当の人が「何だコレ?」という表情をしている。
 
私の額には汗、そして高まる鼓動。
 
かつて入国管理局で、偽造パスポートを提示し入国審査を受けた、まさにあの時の記憶がよみがえる。
 
そして。。。
御朱印ゲット!

御朱印ゲット!
 

 


まとめ
 


わたしレシピ。

わたしレシピ
 
何とか無事に、初の御朱印をいただく。
私の作ったモノが神さまに認められたようで、何だかうれしい。
 
そういえば私は、御朱印帳の現物をあまり見たことがない。
境内で販売している現物を、手にとって観察する。
 
そこで気づく。
 
あうっ。。。ホンモノのほうが、小さい。
 
周りにいた御朱印女子の持っているものをチラ見してみたが、B6かA6サイズが主流らしい。
私が作ったものはA5サイズなので、ちょっと大きめのものを作ってしまったことになる。
しかも御朱印帳の蛇腹部分は、紙が2枚重ねになっているのだが、私が作った御朱印帳は1枚になっている。
 
神社の御朱印担当の人が首をかしげていたのは、たぶんこのためであろう。
 
。。。
そのうえ「段ボールを使って自分で作りました!」って言ったら、怒られるだろうな~。
神さまに。
( ̄▽ ̄)T
 
 
 
 
 
<免責事項>
神さまのバチがあたっても、当方では責任を負えません。
工作で事故が起きても、当方では責任を負えません。
あくまで自己責任で行ってください。
 
 
 
 
 

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