パイロットのアクロインキのボールペンはさらさら書けます。人それぞれの好みだとは思いますが、芯が互換であればアクロインキに交換しています。というか、そもそも4C互換のボールペンばかり使っているので、4C用の替芯として辿り着いたのがBRFS-10というアクロインキの替芯だった訳ですが。
さて、このボールペンはペリカンのボールペンで色に惚れて即買いしたものです。いつもいつも使っていたいのですが、書き心地が今一、二…パーカー互換なので仕方なくどこかで貰ったノベルティ品の芯を使っていたのですが、透明で中が見えるので白いプラスチックが見えるのも今一つ。
そこでアクロインキのBRFN-30というのを買ってきました。ちなみにBRFN-10はサイズは合うのですがプラスチックな分太くなって入りませんでした。
ノベルティ品の芯と比較するとこの通り。くるくる回る羽車のようなパーツを除いてほぼ同じサイズです。ただし注意しないといけないのは先の段差からペン先までの細い部分がBRFN-30の方が若干短いこと。芯のお尻から段差までを同じにするとペン先が出なくなってしまいます。長さを合わせるときはペン先からお尻までの長さをだいたい同じにしないといけません。
というわけで加工しました。加工も何もノベルティ品の羽車部分をニッパーで切るだけです。
完成。後は羽車部分を入れてから芯を入れれば普通に使うことが出来ますし、インクが無くなったら普通に買ってきたBRFN-30と交換すればまた使うことが出来ます。
これでこのボールペンもいつもと同じ書き心地。おしゃれなので、胸ポケットからさりげなく出して人に渡しても問題ないでしょう。
ちなみに同じくパイロットのキャップレスデシモという万年筆を使っていているのですが、普通の人には万年筆に見えないようで、普通に貸してと言われることがあります。ある人に貸したときに、強い力で書かれたあげくに「書けない」と言われた苦い過去を持つので、胸ポケットには常に自分用の万年筆と貸す用のボールペンを入れてるようにしてます。
もちろん、複写式の用紙にサインするのにもいいので、このボールペンは重宝する一品になりそうです。
(※) 改造は自己責任でお願いします。今回のはたまたまうまくいっただけで全部のパーカー互換軸を使うボールペンで有効というわけではありません。
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