2016年9月20日更新

【自称工作師が考える「卓上カレンダーとノートの融合(後編)」】

先日作った「トランスフォームノート」の作り方を紹介します、というお話。

自称工作師

文具工作部隊「SKIP」隊長、日本茶色普及協会理事長、茶色好き(通称:チャイラー)。
「ないものは自分で作る」「作り方は自分で考える」をモットーに、不定期で「工作会議」を開催しワークショップを行っています。

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はじめに

以前紹介したトランスフォームノート。

文具祭りのユーザプレゼンで予告したとおり、今回はこの作り方を紹介する。

工作のポイント

1)サイズ
私は「英語」が得意な「A5」使いなので、サイズはあっさりA5に決定。

2)製本
製本はリング製本する。
ツイストリングを採用することにより、リフィルの差し替えができるようにする。

3)立てる仕組み
今回の目的は、ノートの表紙を裏返して立体の卓上カレンダーに変形することである。
そのため「立てる仕組み」を考えなければならない。
ヒモで引っ掛けたり、磁石を使う方式を検討してみた。
試作品を作ったのだが、どうも使い勝手が悪い。
結局、切れ込みを入れた厚紙を使って、シンプルに立体にする方式を採用する。

今回使う材料

1)ツイストリングノートのリング
3種類のリング径のうち、100枚程度挟める中くらいの径のモノを利用する。

2)カレンダー
普段私はA5サイズ24穴の無印良品リングノートのリフィルに自作のカレンダーを印刷している
今回はたまたま百均で同じ仕様のものを見つけたため、これを採用する。

3)リングノートをバラしたリフィル
愛用する無印良品のリングノートのリフィル(佐々木紙工の「特抄再生上質紙」)を使う。

4)リングノートをバラした表紙(クラフト紙)
4枚必要。
リフィルを抜いた余りを大量に保管しているため、それを利用する。

今回使う道具

1)定規、ボールペン
採寸するのに使う。

2)ハサミ
表紙の厚紙を裁断するのに使う。
カッターでも代用可能。
使い慣れたほうを準備すること。

3)マスキングテープ
立体にするための「羽根」を増設するのに使う。
お気に入りのもので構わないが、幅が狭いと連結部分がはがれやすくなるため、15mm幅以上のものを準備すること。

4)強粘着テープのり
表紙を貼りあわせるのに使う。

作り方

1)厚紙の採寸
写真のように厚紙を採寸する。
採寸するのは、4枚の厚紙のうち2枚である。

2)厚紙のカット
採寸した厚紙をハサミでカットする。(2枚)

3)切り込みのカット
切り込み部分は、組み立てるときに差込やすいように1mm幅を作っておく。(2枚)

3)厚紙の2枚重ね
裁断した部分のうち、24穴あいていて切れ込みが入っていない方の部分を、加工していない厚紙にテープのりで貼り付ける。
オモテ表紙、ウラ表紙、それぞれに貼り付ける。

4)厚紙の連結
表紙に羽根をつくるため、切り込み加工した厚紙を表紙に連結する。(2枚)
マスキングテープの上に3mmほど間をあけて、表紙を載せる。
オモテとウラからマスキングテープを貼り付ける。

5)組み立て
ツイストリングを開いて、左右に表紙を置いてリフィルをセットする。
ツイストリングを閉じて、完成。

使ってみる

ノート→卓上カレンダー、卓上カレンダー→ノート、それぞれの変形など、基本的な使い方は前編で紹介している。

ここでは、応用的な使い方を紹介する。

まずは、たためるスマホスピーカーとして。。。

卓上カレンダーに変形させて中にスマホを突っ込むと、音が反響してスピーカーになる。
専用のたためるスマホスピーカーより良い音が出る。(工作師主観)


そして、アナログプレゼンシステムとして。。。

文具祭りで紹介した使い方。
紙芝居のように、アナログでプレゼンできる。

まとめ

表紙を2枚重ねにするだけで、こんなに便利なものができた。

卓上カレンダーとノートが一体となっている商品は他にも市販されているが、このように廃材を利用して作ることができる。

。。。
私は「リングノート専門家」として、これからもリングノートに新たな機能を追加していきたいと思う。

さて次は。。。
タブレットを使って「卓上テレビ機能」でも追加しようかな。

( ̄▽ ̄)T

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