2015年7月14日更新

【自称工作師がつくる「消えるボールペン」】

大人気のフリクションシリーズを、お気に入りの軸に入れてみる。
ABSパイプをスペーサーにして、インターフェースは変えない。
フリクション消しゴムがついてないけど、それは次回のおたのしみ。

自称工作師

文具工作部隊「SKIP」隊長、日本茶色普及協会理事長、茶色好き(通称:チャイラー)。
「ないものは自分で作る」「作り方は自分で考える」をモットーに、不定期で「工作会議」を開催しワークショップを行っています。

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はじめに

消えるボールペン、パイロットのフリクションシリーズ。
2014年3月時点で、10億本を突破するほどの大ヒットらしい。

ならば、お気に入りの軸に入れない理由はない。
今回は高級フリクションボールペンを作ってみる。

お気に入りの軸、今回は「スリムライン」シリーズを採用する。

スリムラインシリーズ

このペンは1980年代に発売された、ノック式の油性ボールペン。
当然ながら、現在は廃盤になっている。
当時の定価が3000円~10000円と安かったため、他のペンよりも流通している。
したがってヤフオクなどの中古市場に出回る量も多く、私の手元にも色違いで5本ある。


工作のポイント

純正リフィルを観察してみる。

油性リフィル

スリムラインシリーズは、油性リフィルを採用している。(写真上)
以前、軸に対してリフィルの接点(インターフェース)を変えないことがボールペン改造の基本であると述べた。
フリクションのリフィルは細いので、軸が太くなるようにスペーサーをかまさなければならない。

モンブランのリフィル径は6mmである。
スペーサーは東急ハンズで購入した、6mmのABSパイプを利用する。


今回の材料

1)フリクション替心(今回はフリクションビズ専用の赤黒セットを利用)

2)モンブラン№2918、2本(赤軸と黒軸)

フリクションリフィル

3)使い終わったボールペン芯

4)透明ABSパイプ(東急ハンズで購入、外径6mm、内径4mm)

ABSパイプ


今回の道具

1)ノコギリ

2)マスキングテープ

3)ハサミ


作り方

1)分解

ペンをひねって本体を2つに分解し、リフィルとバネを取り出す。
取り出した部品はケースなどに入れて、なくさないようにする。
古いペンのバネは、さびていたり腐食していたりすることもある。
この場合、市販のボールペンのバネを取り出し、手で引っぱり、もとのバネと同じ長さに調整すれば代用することができる。

本体の分解

 

リフィルの尻部を見ると、深さ3mmほどの穴が開いている。
この穴にノック部がはまって、ペンを上下させる仕組みになっている。

後ろの穴


2)ABSパイプの加工

ABSパイプをノコギリなどで切断する。
寸法は写真のとおり。

パイプの切断


3)リフィルの長さ調整

フリクションのリフィル、長さが少し足りない。
使い終わったボールペンの芯を4mmほど切って、長さを継ぎ足す。

芯の継ぎ足し


マスキングテープを巻きつけて、継ぎ足した芯を固定する。

マステで固定

 

4)リフィルの内径調整

フリクションの直径が3.2mmでABSの内径が4mmなので、マスキングテープを用いて0.8mmくらい太くする。
テープの長さにして20~30mmである。
使うテープによって厚みが違うので、リフィルがパイプに固定される太さを自分で見出すこと。
まん中あたりにもテープを巻いて、2箇所で固定できるようにする。

内径の調整


5)リフィルの組み立て

ABSパイプに芯を入れる。
リフィルが可動するようならテープを継ぎ足し、太くて入らなければ巻いてあるテープを切る。

リフィルの組み立て


リフィルの尻部の穴を再現するために、3mmほど浅めにセットする。

穴の再現


6)ペンを組み立てる

リフィルの先端の細い部分にバネを入れて本体に差し込む。
ペンを締めて固定する。


完成。

 


使ってみる

本体の色とインク色を合わせたため、ペンケースにしまってあるペンを直感で探すことができる。

ノックして芯を出し入れしてみる。
カチッ。カチッ。
スムーズに出し入れできる。


紙に書いてみる。
普通にかける。


フリクションなので書いた文字を消してみる。


。。。

あ、消しゴムがない。

というわけで、次回はフリクション消しゴムを作ることにする。

 

まとめ

恒例の+labさん「わたしレシピ」によるまとめ。

わたしレシピ

 

「フリクション、モンブラン。。。。。フリクモン!?」
「消えるボールペン。。。」
「消える。消えた。。。」
「消えたアイドル。消えた芸人。。。。モン。。モン。。」
「!」

レイザーラモン

 

テレビで見てないと思ったら、私がテレビを見てない。
ひょっとしたら消えてない芸人かも。。。

( ̄▽ ̄)T

 

 

 


<免責事項>
ボールペン改造、もしマネするひとがいるならばトラブルが起きても当方では責任を負えません。
自己責任で行ってください。

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