2015年7月24日更新

【自称工作師がつくる「世界にひとつだけの筆ペン」】

高級ペンに「筆ペン」をぶち込んでみる。
モンブランの筆ペン、たぶん世界中でひとつだけであろう。
今回はオリジナルのリフィルに対し、長さが足りない場合の対処法を伝授する。

自称工作師

文具工作部隊「SKIP」隊長、日本茶色普及協会理事長、茶色好き(通称:チャイラー)。
「ないものは自分で作る」「作り方は自分で考える」をモットーに、不定期で「工作会議」を開催しワークショップを行っています。

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はじめに

 

文具店を徘徊していて見つけた、OHTOの筆ペンリフィル。
自社の軸に入れるために作ったはずのモノなのだが、一般的な水性ボールペンリフィルに形が似ている。
「入りそうなら、入れてみる」
工作師のポリシーである。
よって今回は、高級ペンを筆ペンに改造する。

筆ペンといえば「呉竹」さん。
当然、蒔絵などの高級筆ペンも販売している。
今回は、まったく違うアプローチの「高級筆ペン」。
インターネットで調べたけれど、前例はない。
したがって、モンブランのボールペンを「筆ペン」として使うのは、おそらく世界初となる。

 


工作のポイント

 

標準リフィルに対し、OHTOの筆ペンリフィルは3mmほど短い。
今回のリフィルは長くする必要がある。
またリフィルが金属タイプなので、以前提示した「ネジ」による継ぎ足しはできない。
ちがう方法でリフィルを長くする必要がある。

筆ペンはペン先が乾きやすいため、ノック式の軸は使えない。
モンブランのキャップ式のローラーボールは手元に4本ほどあるが、今回はそのうち№2322を用いる。

 


今回必要な材料

 

1)筆ペンリフィル(OHTO社、F-300)
OHTOのF-300

 

2)ボールペン軸(モンブラン№2322)
モンブラン№2320

 

 

今回必要な道具

 

1)グルーガン
 ホットボンドとも呼ばれる。
 グルーガンとは、スティック状の樹脂を熱で溶かして接着する道具である。
 熱で溶けた樹脂が冷めれば固着する。
 百均で購入。
グルーガン

 

2)ハサミ

 

 

作り方

 

1)グルーガンの準備
 グルーガンをコンセントに差し、温まるのを待つ

 

2)リフィルの準備
 ケースからリフィルを取り出し、キャップをはずす
リフィルの準備

 

3)グルーガンの発射
 グルーガンの引き金を軽く引いて、3mmくらいの「玉」をつくる
 樹脂は弾力があるため、多少大きめに作っても軸に収まる。
グルーガン発射

 

4)グルーガンの片付け
 グルーガンをコンセントから抜く。(安全のため、コレ重要!)

 

5)仕上げ
 1~2分で樹脂を冷やす。
 樹脂の粘度が高いため、玉を作るときに突起ができてしまう。
 見栄えが悪いので、ハサミでカットする。

 

6)組み立て
 軸にリフィルを格納する。
 樹脂の玉が大きすぎてリフィルに収まらない場合、ハサミで樹脂をカットして調整する。

 

完成。

 


使ってみる

 

キャップを外して書いてみる。
筆ペンの書き味である。

ま、あたりまえだが。。。

これで年賀状の宛先が、高級ペンで書けるようになるな。
日本人はやっぱり「筆」だよな~。


試し書き

 

まとめ

 

わたしレシピ。
わたしレシピ

 

。。。

「わたしレシピ」で、某有名イラストレーターのイラストをパクり続けているのだが、そろそろ怒られそうな気がする。


うーん。
オリジナルキャラクターでも作るかな。

 

「紙の神さま」とか。。。

( ̄▽ ̄)T

 

 

 

 

 

 

<免責事項>
ボールペン改造、もしマネするひとがいるならばトラブルが起きても当方では責任を負えません。
自己責任で行ってください。

 

 

 

 

 

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