2017年2月27日更新

【自称工作師が教える「無人島で生き延びる方法」】

文房具でサバイバルができることを立証してみました、というお話。

自称工作師

文具工作部隊「SKIP」隊長、日本茶色普及協会理事長、茶色好き(通称:チャイラー)。
「ないものは自分で作る」「作り方は自分で考える」をモットーに、不定期で「工作会議」を開催しワークショップを行っています。

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はじめに

電動字消しは電池でモーターを回すだけのシンプルな構造であるため、応用範囲がひろい。

こないだ読んだ、吉村昭「漂流」。
江戸時代の太平洋、風で沿岸から沖に流されて鳥島に漂着した野村長平の話。
水源のない鳥島でアホウドリを食らい、卵の殻で雨水を貯め、12年後に自力で船を造って本土に生還した彼の壮絶な生きざまを描いたノンフィクション小説である。
ここ数年、温暖化、猛暑、ゲリラ豪雨、地震、台風、竜巻など地球規模の異常気象や災害が数多く発生している。

この時世、いつ何どきサバイバルスキルが必要になるかわからない。

「備えあれば憂いなし」

今回は電動字消しで火おこしを作ってみる。

今回使った材料

1)電動字消し

2)割り箸

3)木材(バルサ材)

4)ティッシュ

5)バケツに入れた水

今回使った道具

1)ハサミ

2)ドライバーセット

作り方

1)消しゴムをひきぬく

電動字消しから消しゴムを引きぬく。

2)割り箸をカット

割り箸を4cmくらいの長さでカットする。
あまり長いと「遠心力による回転のゆがみ」が発生するため、短くする。

3)電動火おこしの組立て

割り箸の細い方を電動字消しに差し込む。

4)木材の穴空け

ドライバーセットを駆使して、木材にくぼみをつくる。
このとき発生するオガクズを穴の中に集めておく。

準備OK。

火をおこしてみる

木に空けた穴の中に電動火おこしをさしこんで、電源オン。
「ウィーン」モーターが回る。
なるべく動かさず、軽く押しつける感じ。


1分、2分、3分。。。。火はおきない。

10分後。。。焦げ臭くなってくる。
13分後。。。煙が出始める。
16分後。。。火種ができる。


すかさず、電動火おこしの回転で飛び散ったオガクズをつまんで火種にほうり込む。
フーフー吹いて、火種が少し大きくなったら、ティッシュに火をつける。
ティッシュに点火。
そして炎上。

「あちちち」

危険なので、ここでティッシュを水にほうり込む。
「ふぅ~」


電動字消しで火がおきることが、ここに立証される。

つまり「文房具でサバイバルできる」ということが明らかになったのである。

まとめ

電動火おこしは、一応成功した。

しかし火事の危険性があるため、よい子はマネをしてはいけない。
今回私が火おこしをした場所は、自宅バルコニーである。
バケツに蓄えた「水」を用意して万一に備え、自己責任で行った。

また、道路や公園など、公共の場所でやってはいけない。
何故なら放火魔に間違われて逮捕されてしまうからである。

火おこしは、あくまでサバイバルの現場で行うべきことである。



妄想。。。

ゲリラ豪雨で橋が流され陸の孤島となる。
持っている「電動字消し」で火をおこし、多くの命を救う。
「この電動字消しで、暖をとって生き延びました」
報道陣のインタビューに答えて、新聞の一面を飾って話題をかっさらう。

または。。。

無人島に漂着する。
ポケットにしのばせた「電動字消し」で火をおこしサバイバル生活を営む。
電動字消しで「アホウドリ」を食らい、電動字消しで船を造り、日本に戻ってくる。
その生きざまが小説・映画化され、後世の伝説になる。

うん、悪くない、悪くない。



ん?

電池がなくなったら、どうすればいいんだ?



そんなことは、考えていない。

( ̄▽ ̄)T



<免責事項>
今回は火を使うので大変危険です。
真似することはお勧めしません。
万一真似するならば、トラブルが起きても当方では一切の責任を負いません。
自己責任で行ってください。

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