2019年2月8日更新

ラジオ電卓ってご存知…?

電卓にFMラジオが聴けちゃう機能を付けちゃうってどういう…?

南雲Misty

文房具店に勤めていました。⇒別なお店の文房具売り場に復職しました。
様々な文房具を使いながら切り絵を作っています。
曲者文具など紹介していきたいと思います。
文具知識検定持ってます。
Twitter= @blackmisty666

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とにかく小さい

みんな大好きItoyaギフトカードと大きさはほぼ同じ

FMラジオが聴けるという機能を持ち合わせながら、カードサイズ。
厚みもそんなに気にならない。

CASIO製のRD-90 という商品のようだ。
調べてみたところAMラジオが聴けるものもある(RD-80)
当時の定価はおそらく6000円ほど。

本当に聴けるのか

ジャック部分が独特なので無くしたり、断線するともう終わりだと思う。

イヤホンジャックを差すことによりラジオ部分がオンになるようだ。
なお、ラジオ部分はボタン電池(または専用バッテリーケースを使うことにより単四乾電池でも使えるようになる)なので長時間は聞けないと思われる。

ラジオ感度は場所に左右されるものの悪くはなかった。音量が細かく調節できないのと、チューニングのつまみが小さいことからうまく調節できないとノイズが聞こえてしまうかもしれない。


ちなみに電卓部分は通常の電卓と同じくソーラー電池なので基本的にずっと使える。

上がチューニング、下が音量調整

昭和の香り

付属のご意見カード。よく見てほしい。

付属のご意見カードが個人的なツボである。
まず、差出有効期限(切手を貼らずに送れる期限)が『昭和61年』である。
もう平成が終わろうというときに。

それから、この郵便はがき、郵便番号が5桁である。見切れているわけではない。
絶対に送れないことは分かった。うん。
もう廃番の商品をご意見されても困るしね。

ちなみに当時の定価は6000円ほどらしい、と書いたが私が買ったのは980円。
激安ショップに眠っていたもので、買おうとしたら店主に

「電卓なら他のものが出てますよ」

と言われる始末。いいものだと思うけど…。

ラジオ電卓の有用性について

このころの文具界隈はおそらく

「小さく」「機能をたくさん詰め込んで」

といった方向性があったと思う。セーラー万年筆のシャレーナもしかり。

bungusuki|世界で一番細い万年筆に迫る

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世界で一番細い万年筆、「セーラー万年筆 シャレーナ」。小ささの権化

イヤホンでラジオを聴きながら仕事をする根性はなかなかないものの、
ラジオ電卓にはこれからの有効性を感じる。

昨今自然災害が多い日本において、ラジオが聴ける環境であれば災害時に便利。
小型ラジオも、スマホでラジオが聴けるアプリもあるけれど、スマホは連絡に使ってバッテリーが持たない可能性、ラジオは持ち歩くかはちょっとわからない。

でも電卓なら…!

今ラジオ電卓を作ったらこの製品よりも高性能かもしれない。
ちょっぴり期待するとともに、この、遠くなっていく昭和の香りがするこの電卓を愛そうと思うのであった。

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